C・Dラボ

シニアキャリアと女性キャリアの共通するテーマ

創業以来50代の方々の研修をお手伝いし、2006年より女性活躍推進をテーマとした研修も手掛けている当社。様々なお客様の課題の解決を支援する中で、シニアのキャリアと女性のキャリアにはある共通項があることに気づかされました。今回はその共通項についてお伝えします。

2014.08.28
コラム

ライフワークス コンサルタントの松田です。

2000年に創業以来、当社では一貫して、50代を中心としたシニア社員のキャリア自律支援研修を中心軸に置いた事業を展開してきました。今日、企業における高齢者雇用問題に連動し、多くの企業様の、シニア社員のキャリア自律支援研修のお手伝いをしています。

共通のテーマを抱える、シニアキャリアと女性キャリア

一方、2006年から女性活躍推進を支援する研修事業もスタートさせました。その理由は、企業における女性の活躍が広がっているということもありますが、なにより、代表の梅本をはじめとして、当社のメンバーの大半はワーキングマザーであり、"女性活躍に対する強い問題意識"が社内に共有されていたことが大きな理由です。

結果として、『シニアキャリア支援と女性キャリア支援』を両軸として事業を展開しています。今日に『少子高齢化を背景とした労働力不足への対応』という日本経済の大きなテーマに、図らずも、連動した事業内容となっています。
『シニアのキャリア』と『女性のキャリア』の支援に取り組む当社だからこその気づき、というのは言い過ぎかもしれませんが、両者には共通したテーマがあると日頃感じています。両者の共通項について、説明したいと思います。

シニアも女性もロールモデルが少ない

シニアのキャリアと女性のキャリアの共有テーマの1点目として挙げたいのが、、"キャリアを考える時のロールモデルの少なさ"です。まず、シニアは、自分たちの先輩である70代は『定年後悠々自適世代』であり、また、60代の大半の先輩たちも65歳までの雇用延長のスタート組です。60歳以降の働き方に腰の据わった状況ではありません。

一方の女性も、自分たちの先輩はほとんどが仕事中心の『バリキャリ派』です。仕事も生活も両立したいと思う女性にとっては、こうなりたいとイメージできる先輩が少なかったのが現状です。

ただ、女性の場合、昨今は今後のロールモデルとなり得るケースがでてきたように感じます。それに比べ、シニアの側は、『生き方のロールモデル』はたくさんあっても『働き方のロールモデル』は、まだまだ少なく、今後、輩出されることを期待したいところです。この点、シニアはもっと頑張らねばと思います。

働き方の多様化も課題

2点目としては、『働き方の多様化の問題』が挙げられます。1点目と関連して、シニアも女性もそれぞれの状況に応じて、『働き方の多様性』を本人も社会も考えていくことが課題です。 その他、両者の共通課題として、属性の違う対象へのマネジメント=ダイバーシティマネジメントの重要性、両者の学びの重要性などがあるでしょう。この点はまたあらためてお話したいと思います。

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