C・Dラボ

自社に合った女性活躍推進のススメ

各社各様の女性活躍を進めている中、具体的な取り組みが紹介される機会も増えてきました。皆さんの取り組みのヒントになればということで、今回は地銀の事例をご紹介したいと思います。その他に女性活躍推進の現状をデータ化するツールもご紹介いたしますので参考になさってください。

2014.11.11
コラム

こんにちは、ライフワークス代表の梅本です。

さまざまな企業が女性活躍推進を本格的に取り組むなか、最近のニュースで良いアイディアと思ったのが、全国の地方銀行が連携して、女性行員の継続就業を支援する取り組みです。

全国の地銀が共同で女性支援策 夫の転勤先で別の地銀に再雇用(エコノミックニュース)

業界、地域、社会で取り組む女性活躍推進

夫の転勤で遠くへ転居することになった女性行員が、転居先にある別の地方銀行で働けるように体制づくりを行うというもの。女性行員にとって銀行員としてのキャリアを継続することができ、銀行にとっても他行との人材交流が組織の活性化につながるのではと可能性を感じます。

女性社員の研修で、受講者に今後のキャリアを考えてもらう上で悩ましいものの1つが「夫の転勤」です。一旦退職をして転勤から戻ってきたときに再就職する制度をもつ企業もあります。社員にとっては再雇用が保障されているという点ではメリットでしょうが、離職が長期間になるにつれて、仕事感覚が薄れてしまう、仕事環境の変化に、職場復帰してもついていけないという話を聞きます。

一企業では解決できない問題を、今回のように、同じ業界や同じ地域の企業が連携して、社会で女性活躍を推進する取り組みが増えてくることを期待したいです。

まずは、自社の現状把握を

さて、本題です。

政府は日本の成長戦略の中で女性の活躍促進を掲げて、「2020年に指導的地位に占める女性の割合を30%にする」を目標に掲げました。これを受けて、業界団体や企業は、この目標達成に向けて女性活躍推進に懸命に取り組んでいます。おかげさまで、弊社にも女性活躍推進で女性管理職を増やすための研修を探しているといったお問合せが毎日入ってきます。

話を伺うと、「まだ女性管理職がゼロなんです。」という、女性管理職を増やす段階ではない状況も多くあります。経営トップから「わが社も女性活躍推進をやれ」という命令が下りてきて、現状とのギャップに頭を抱えている方もいらっしゃるでしょう。

自社の女性活躍推進の現状をデータ化するツールとして、厚生労働省の『女性の活躍状況診断』があります。

地道な取り組みが成果を生む

女性管理職登用だけでなく、募集・採用、継続就業、職域拡大、環境整備の各分野について、女性活躍推進の取り組み状況を客観的に見ることができます。

経営トップをはじめ、関係者で現状の問題点を共有したうえで、どこから手を打つか検討し、段階的にゴールを設定することをお勧めします。

現在女性活躍推進が進んでいる企業は、地道に取り組んできた時期があります。女性活躍推進は時間がかかるものと腹をくくって続けていただければ、6年後の2020年にはきっと成果が出るはずです。弊社のWebサイトでご紹介しているお客様の事例もぜひ参考にしてください。

記事を書いた人

ライフワークス代表/梅本 郁子
さまざまな環境変化によって、私たちのキャリアは影響を受けます。しなやかに、そしてポジティブに変化を乗り越えて、自分らしいキャリア実現のためにサポートさせていただきます。
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