キャリア開発とは?必要性や推進方法、助成金について解説

キャリア開発とは、企業が経営理念や人事戦略などに沿って、従業員の育成(能力や職務の開発)やキャリア自律の促進を、中長期的な計画に基づいて行うことです。
今回は、企業がキャリア開発を推進すべき理由、キャリア開発推進のための方法や実行のステップについてご紹介します。キャリア開発に関連する事例などを通して、企業が従業員のキャリア開発支援を進めるためのヒントもお伝えします。

2024.03.11
コラム

1.キャリア開発とは

キャリア開発(Career Development:キャリア・ディベロップメント)とは、企業が経営理念や人事戦略などに沿って、従業員の育成(能力や職務の開発)やキャリア自律の促進を、中長期的な計画に基づいて行うこと。従業員個人としては、多様な人、役割、出来事との関わりの中で、目的や意図を持って主体的にキャリア形成を進めることともいえます。

私たちは、日常生活の中で仕事、家族、コミュニティなどでさまざまな役割を担うことでキャリアを形成すると考えられています。また、学びの機会や仕事の中で出会う機会と一人ひとりが目指している目標が互いに影響し合うことで、キャリア形成が進むとも考えられています。

例えば、仕事で新しい役割を任されたことがきっかけで、新しいスキルを学びに学校に通い、その結果として成果を上げ、また次の目標を見つける、という具合です。いずれにしても、このように自らが主体的にキャリア形成することによって、キャリア自律が進むとも考えられています。

さらに、全米キャリア開発協会(National Career Development Association)の定義によれば、キャリア開発は生涯に渡って続いていくものだとされています。

キャリア開発と似た意味の用語には「キャリア形成」「キャリアアップ」「キャリアパス」「キャリアプラン」「キャリアデザイン」などがあります。それぞれの用語の意味は、下記のとおりです。

■キャリア開発と似た用語の意味

キャリア開発と似た用語意味
キャリア形成 仕事も含む人生経験を積みながら、自己実現を目指すプロセス
キャリアアップ 知識・スキルを習得しながら経歴を高めること
キャリアパス 従業員が目指すキャリアを実現するための過程や道筋
キャリアプラン 将来の目標を実現するための、仕事や働き方に関する具体的な行動計画
キャリアデザイン どのようなキャリアを積みたいのか、私生活も含めて考えた人生設計

2.企業にとってキャリア開発が必要な理由、意義、意味

企業によるキャリア開発の推進は、従業員のモチベーションアップやエンゲージメントの向上、そして従業員と企業の成長などにつながると考えられています。

例えば、企業が従業員の役割を明確にし、任せ、育成し、適切なフィードバックを行うようなキャリア開発のプロセスによって、従業員は期待されていると感じるようになり、モチベーションが向上します。あるいは、企業の理念を自分事と捉えるような意識を醸成するキャリア開発のプロセスによって、従業員の中に企業と歩んでいくための信頼や共感が生まれ、エンゲージメントの高まりが期待されます。

その結果が「仕事を作り上げていくチームの活性化」や「組織全体の活性化」につながり、企業全体の生産性が向上したり、従業員個人の成長とともに企業の持続的な成長が実現したりすることがキャリア開発には期待されます。

さらに活性化された組織の力は、社内だけではなく、社外の人をひきつける魅力となり、優秀な人材の獲得につながると期待されます。

企業が競争力を持ち、急激に変化する環境への対応が必要な中、限られた人的資源の活用は重要なテーマです。企業がキャリア開発に取り組む必要がある理由、意義や意味は、キャリア開発によって直接的、間接的な効果が期待されることにあるといえます。

3.キャリア開発が注目される背景

キャリア開発が注目されるようになった背景としては、どのようなことが挙げられるのでしょうか。
ここでは、代表的な2つの背景について、それぞれ説明します。

1)終身雇用や年功序列制度の崩壊

終身雇用や年功序列制度が崩壊したことで、多くの企業がキャリア開発に力を入れ始めました。
昨今は時代や社会の変化に伴って、雇い主である企業側も働く個人側も、働き方の変革期を迎えています。従来の終身雇用や年功序列制度が崩壊する中で、企業は従業員一人ひとりの強みやスキルを資産と捉え、企業成長への活用を考える必要が出てきました。従業員側にとっては、自身のキャリアパスを明確にした上で、所属企業の中での支援や経験を活用することが大切になっています。
終身雇用や年功序列制度を前提とした組織主導の働き方ではなく、従業員が主体的にキャリアを開発する働き方に変わってきているのです。

2)テクノロジーの発達

昨今のテクノロジーの発達も、多くの企業がキャリア開発に注力し始めた要因のひとつです。
個人にとっては、自らのキャリアの開発を考える際、テクノロジーの変化をどのようにキャッチアップしたり、キャリアに活かしたりするかという点は、重要な要素です。また企業にとっても、社会の変化を捉えて事業に活かすために、従業員に新しいテクノロジーを身に付けてもらう必要性が高まっています。この流れによって、企業は従業員一人ひとりのキャリア開発に力を入れるようになりました。

4.企業が従業員のキャリア開発を推進する方法

以上のようなキャリア開発を企業の文脈で捉える場合、「そこに属する人材(従業員)の育成(能力や職務の開発)やキャリア自律の促進を、中長期的な計画に基づいて行うこと」と言えます。そして、計画を実現するために構築されるプログラムがCDP(Career Development Program:キャリア・ディベロップメント・プログラム)です。

CDPの具体的な方法としては、下記が挙げられます。

<CDPの具体的な方法>

キャリア開発は、こういったものの組み合わせによって作られますが、最近では、対面型で行うほかに、Web会議システムを使い、オンラインでキャリア研修を行う企業も増えてきています。

従業員の一人ひとりが主体的に将来の目標を定め、そこに向かう道筋を描くことを「キャリアデザイン」と呼ぶのであれば、CDPはそれを企業目線で束ね上げたものだと捉えられます。ただし、キャリア開発の本来の意味には、「企業と従業員(個人)に互いに意義のある個人のキャリア形成が行われること」が含まれます。したがって、企業の成長だけではなく、企業も個人も成長できる人材育成計画としてCDPをつくることが肝心だと言えます。

それでは、企業はどのように従業員のキャリア開発支援を行えばよいのでしょうか。

【関連情報】「キャリア研修とは?目的と、実際に計画し実施するための方法とは」
キャリア研修の概要、企画の仕方、実施から評価まで詳しくご覧になりたい方はこちらのコラムも参考にしてください。

【関連情報】「オンライン研修とは?メリットや特徴、運用のコツやポイントを解説」
オンライン研修とはどのようなものなのか、キャリア研修をオンラインで実施するにはどうしたらよいのかと、お考えの方はこちらのコラムも参考にしてください。

オンライン・キャリア研修体験会 参加者アンケート結果
オンラインでのキャリア研修の体験会を開催しました。こちらではご参加いただいた方へのアンケートの結果の一部を公開しています。参考になったことやオンラインでのキャリア研修に対する期待の度合いの変化などについて、ご関心のある方は参考にしてください。アンケート結果はこちらから

5.企業が従業員のキャリア開発支援を進める2ステップ

企業が従業員のキャリア開発を進めるには何を行えばよいのでしょうか。
ここでは、企業が従業員のキャリア開発支援を行う方法について順を追って説明します。

1)STEP1:キャリアの課題と障害を把握

私たちは働く中でさまざまなキャリアの課題に直面するといわれており、まずはそれを把握することがキャリア開発支援の出発点になるといえます。
わかりやすく考えるために課題を分類すると、概ね下記のようになります。

■従業員が働く中で直面しうるキャリアの課題

年代の課題 20代、30代、40代、50代といった年代に特有のキャリアの課題
転職の課題 異動、育児休暇や復職、役職定年、定年再雇用などのキャリアの転機に関わる課題
関係性の課題 上司と部下、チームなどの職場の構成員同士の関係性の中で生まれる課題

例えば、自社の従業員のキャリアの課題を年代別に整理したい場合などは、年代ごとの課題として考えられることを整理してワークシートなどに書き出し、現在採用している施策と今後対応していく施策を整理していくと良いでしょう。

また、自社のキャリアの課題を把握するためには、例えば、アンケートやインタビューで状況を確認する、あるいは人事部門の関係者が課題の整理のためのワークショップを行うといった方法があります。「50代の従業員に元気がない」「制定した制度がなかなか活用されていない」「育休明けの従業員がなかなか職場復帰しない」といったさまざまな事象が見られたときに、「その理由」を探ってみることで、キャリアの妨げになっている要因を把握できるかもしれません。

【参考資料】「世代別のキャリア課題と、課題解決の方向性」解説と整理用シート
世代別のキャリアの課題と、課題解決の方向性を理解し、自社の状況に合わせて今後の施策案を整理していく際にお使いいただけるシートを公開しています。シートはこちらからダウンロードしてください。

自社の状況を知る従業員アンケート
自社の従業員の状況を把握する方法の一つとして、従業員に対するアンケートがあります。実際にアンケートを作る際の参考資料としてサンプルをご紹介しています。サンプルはこちらからダウンロードしてください。

【参考事例】
多数の従業員と多様な職種を抱えた組織であるために、65歳定年制や従業員のキャリア自律意識醸成のための施策の検討に困難をきたしていた企業が、ワークショップによって課題の洗い出しと整理に取り組んだ事例です。

2)STEP2:キャリア開発の方法の検討

女性従業員あるいは20代~30代の従業員の中には「管理職になりたくない」と考える人が少なくはないそうです。そこで、こういった事態に対応する場合、まずは解決のためのシナリオを検討します。次に検討したシナリオにあわせて、「キャリア面談を行った後、キャリア研修を実施し、対象者のキャリアプラン作成を支援する。プラン実現のために、社内公募で新しいプロジェクトに参画を促す。そして、プロジェクトを成功に導いたらマネージャー候補にする。このCDPの実行力を高めるために推進チームを発足し、対象者たちを支援する」といったCDPを考えていきます。

もちろん、この例でいえば「プロジェクト参加希望者が集まらない」ということはしばしば起こります。調べてみると、実は管理職になりたがらない理由は本人の内面の問題ではなかったと後にわかることがあります。あるいは参加した人に、どのようにすればもっと良くなるのか、感想を聞いてみることで、改善のヒントが得られることもあります。CDPは、こういった後にわかったことへの対応も検討しながら、一度作ったらそのままにするのではなく、定期的にメンテナンスをすることも重要です。

従業員一人ひとりのキャリアの課題に対応することは容易なことではないかもしれませんが、世代や置かれている状況によって、ある程度同じような課題を持った従業員群を想定できます。また、CDPを検討する際には、他の会社が何をやっているのかを調べてみるのも良いでしょう。ゼロから考えるよりも、まずは同じような課題を持っている他の企業はどうしているのかを知るのも有効な手段の一つといえます。

【参考資料】キャリア開発事例集
キャリア開発の事例集です。キャリア研修や、キャリア開発のための仕組みづくりや体制の構築といったものをご紹介しています。定年延長への対応やシニアの職域開発といったことにご関心がある方も、ぜひ参考にしてください。事例集はこちらからダウンロードしてください。

【参考事例】
研修の発展形としての企業内大学。2017年に設立されたジュピターテレコム企業内大学の事例から、キャリア開発における意義や、効果的に活用するためのポイントについてご紹介します。

6.キャリア開発で使用できる助成金

キャリア開発で使用できる助成金制度には、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、代表的な2つの制度について、それぞれ詳しく説明します。

1)人材開発支援助成金

企業などの事業主が雇用する労働者に対して、職務に関する専門的な知識やスキルを習得させるための必要経費や、職業訓練機関中の賃金の一部を助成する制度です。下記の7つのコースが用意されています。

<人材開発支援助成金制度の7つのコース>

  • 人材育成支援コース
  • 教育訓練休暇等付与コース
  • 人への投資促進コース
  • 事業展開等リスキリング支援コース
  • 建設労働者認定訓練コース
  • 建設労働者技能実習コース
  • 障害者職業能力開発コース

助成を受けるための詳しい要件については、厚生労働省の公式Webサイト内の「人材開発支援助成金」をご覧ください。

2)キャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金は、有期雇用労働者や短時間労働者、派遣労働者などの非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進する制度です。この制度によって、正社員化や処遇改善の取り組みを実施した企業などの事業主が助成を受けることができます。
キャリアアップ助成金には、正社員化支援と処遇改善支援に分けて下記の6種類のコースが用意されています。

<正社員化支援>

  • 正社員化コース
  • 障害者正社員化コース

<処遇改善支援>

  • 賃金規定等改定コース
  • 賃金規定等共通化コース
  • 賞与・退職金制度導入コース
  • 短時間労働者労働時間延長コース

助成を受けるための詳しい要件については、厚生労働省の公式Webサイト内の「キャリアアップ助成金」をご覧ください。

7.キャリア開発による企業側のメリット

企業がキャリア開発を行うことで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
ここでは、代表的な3つのメリットをご紹介します。

career_development_merit.png

1)従業員エンゲージメントの向上

終身雇用や年功序列などの従来の制度が崩壊したことから、個人は以前に増して、主体的にキャリア形成について考えるようになりました。そのような背景から、企業が従業員一人ひとりの能力や意向を反映したキャリアの支援を提供することに、従業員もメリットを感じやすい状況だといえるでしょう。企業がキャリア支援をすることによって帰属意識が高まり、従業員エンゲージメントの向上を期待できるでしょう。

2)従業員の定着化・優秀な人材採用

キャリア開発を実施できれば、離職率の低下や優秀な人材採用にも効果を発揮します。
従業員が所属組織で経験を積むことに意味を感じると、自社への信頼感や満足感が高まり、結果として離職率の低下にもつながるでしょう。キャリアを開発しながら中長期的に活躍する社員のイメージができてくると、魅力的な環境というイメージにもつながり、採用活動でも有利になります。

昨今は生産年齢人口の低下に伴い、就職・転職市場での競争率が高まっているだけでなく、仕事にやりがいや自己実現を求める人材も増えています。企業としての魅力を向上させるキャリア開発は、優秀な人材を採用するための施策でもあるのです。

3)組織の活性化

従業員がキャリア開発を通して成長することで、新たな知識やスキルを組織が持つことになります。従業員が習得した知識やスキルを業務に活用するサイクルがうまく回ることで、業務効率化や生産性の向上、事業の立ち上げなど、組織全体の活性化も期待できるでしょう。
また、キャリア開発によって従業員が高いモチベーションで働ける環境を用意できれば組織内の雰囲気がより良いものとなり、部署内やプロジェクト内のチームワークも高まります。

8.キャリア開発による従業員側のメリット

企業がキャリア開発を行うことで、従業員にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、代表的な2つのメリットをご紹介します。

1)スキルの向上

従業員が自身の業務や目標に見合ったスキルアップを独力で行うこともできますが、企業側がキャリア形成支援を行うことで、効率良くスキルを向上できます。キャリア開発を通じて、従業員は理想のキャリア実現に向けて必要な支援を受けたり、業務経験を積む機会を得たりすることができます。そうすることで、従業員一人ひとりもキャリアアップに必要なスキル・知識を無駄なく習得し、経験として活かせるようになるでしょう。

2)キャリアの明確化

従業員が自分のキャリアに対してありたい姿や目標を持っているとしても、それを実現するための具体的な道筋が見えなければ、行動に移すことは難しくなってしまいます。
まず従業員自身がキャリアデザインを明確にし、それを実現するための過程や手段を考えることは漠然とした将来への不安を取り除くきっかけにもなるでしょう。
明確な目的を設定し、その実現のために努力している実感を持てることで、日々の仕事においても高いモチベーションを維持しながら業務に専念できます。

9.日本企業にキャリア開発が必要とされる背景

終身雇用や年功序列に代表されるいわゆる「日本的な雇用制度」のもとで、人事異動などを中心として行われていたキャリア開発は現在では様変わりしています。わかりやすく言えば、今日のキャリア開発は従業員一人ひとりの「キャリア自律」であることを中心に考えられるようになってきたといっても良いかもしれません。

バブル崩壊後あたりから、多くの企業が成果主義を導入し、職能ではなく職務に応じた評価が行われるようになりました。その変化に合わせるように「一人ひとりのキャリア自律」を実現することがキャリア開発の目的として色濃くなり、ゼネラリストよりもスペシャリストを育成することが、企業の人材育成の目的になっていきました。

さらに、今日では2016年に厚生労働省が発表した「第10次職業能力開発基本計画」のサブタイトル「生産性向上に向けた人材育成戦略」にも象徴されるように、労働人口が減少傾向にある中で、生産性の高い人材が求められるようになってきています。そして、そのような人材を得ることで、企業はダイバーシティ&インクルージョンを推進、あるいはイノベーションを起こしていく必要があるといえます。

60歳、65歳、そして70歳と、働く時間を積み重ねていく中で、働く個人は生涯を通じて成長しながら自己実現していくことが必要になります。他方で、企業や組織はそういった人たちが活躍し続けることができる環境や世の中を作っていく役割を担う必要性が出てきたともいえます。例えば、働き方改革や働きがいに関連した企業向けのアワードを今日、数多く見かけるようになったのは、その表れなのかもしれません。

新卒や中途の人材が企業を研究する際にも、「どれくらい従業員のキャリアを尊重しているのか」がその会社を評価する指標になるケースもしばしば見られます。いうならば、キャリア開発への注力は、今日においては企業の価値を構成する要素になっていると捉えることもできます。

株式会社ライフワークスでは、20代からシニアまでの各世代や、女性活躍推進、管理職向けなど、課題に合わせた「キャリア開発研修」をご提供しています。キャリア開発研修は、企業で働く社員(従業員)一人ひとりの、自律的キャリア形成を支援する方法の一つです。従業員のキャリア課題を持つ方は、是非ライフワークスのキャリア開発研修をご覧ください。

10.よくある質問

1)キャリア開発とは?

キャリア開発とは、企業が従業員の育成やキャリア自律の促進を、中長期的な計画に基づいて行うことです。

2)キャリア開発の重要性とは?

キャリア開発のプロセスによって従業員は組織から期待されていると実感し、仕事への意欲も高まります。従業員一人ひとりの成長によって業務効率化や生産性の向上、組織全体の活性化も期待できるでしょう。さらに、キャリア開発を仕組みとして継続できれば、組織としての能力の向上にもつながり、優秀な人材をひきつけることができるでしょう。

3)キャリア開発の具体例は?

キャリア開発は、キャリア面談、キャリア開発研修(キャリア研修)、ワークショップ、キャリア・カウンセリングといった、キャリアを考えるためのものと、ジョブローテーションや自己申告制度、社内公募制度、社内FA制度といったキャリアの機会を自ら得る仕組みを組み合わせて行うと効果的でしょう。

この記事の編集担当

黄瀬 真理

黄瀬 真理

大学卒業後、システム開発に関わった後、人材業界で転職支援、企業向けキャリア開発支援などに幅広く関わる。複業、ワーケーションなど、時間や場所に捉われない働き方を自らも実践中。

国家資格キャリアコンサルタント/ プロティアン・キャリア協会広報アンバサダー / 人的資本経営リーダー認証者/ management3.0受講認定

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