セミナー
開催報告

『第5回キャリア開発ラボ・ネットワーキング』開催報告

2017年6月20日(火)、当社セミナールームにて『第5回キャリア開発ラボ・ネットワーキング』を開催しました。
今回は、ソフトバンク株式会社人材開発部 部長 杉原倫子様をお招きして、同社における「社員に対する自律的なキャリア形成支援の取り組み」についてご紹介いただきました。また、紹介された事例を踏まえた上で、参加した皆様同士で「キャリア開発」の課題をテーマとして対話を行なっていただきました。

「キャリア開発ラボ・ネットワーキング」は、知見の共有や情報交換、人的ネットワーク構築の場として、参加者の皆様と共に創り上げるイベントです。

ソフトバンク株式会社 杉原倫子様のご講演

labo_170620_r1.jpg

ソフトバンク株式会社様は、人事ポリシーの一つに「『挑戦する人』にチャンスを」を掲げ、自らが新たな挑戦やスキルアップに取り組む従業員を支援しています。
選考を経た後、希望する部門やグループ会社に異動することができる「全社フリーエージェント制度」、新規事業の立ち上げの際にメンバー募集に手を挙げる事ができる「全社ジョブポスティング制度」。自身の知恵や知識を仲間と共有する学びの場を設けられる「知恵マルシェ」や、一定のスキルを持つ従業員をグループの人材育成の講師に認定する「ソフトバンクユニバーシティ認定講師制度」等。
こういった様々な特徴的な制度とともに、人事として展開している施策により、従業員のキャリア開発をいかに実践しているかについて今回は講演いただきました。

講演の最後に行われた質疑応答では、従業員が主体的にキャリア開発に取り組むように促す仕組みやその定着、運用といった内容にご参加の皆さんの関心が寄せられていました。

ディスカッション・情報共有

labo_170620_r2.jpg

「組織内キャリア開発」について、参加いただいた皆さんとともに議論しました。

「キャリア開発の意義や方向性、テーマとして考えられることは何か」、「キャリア開発において人事として求められる役割や課題は何か」等を中心テーマとして据えて行われた議論の中からは、「若手の離職防止」「ミドル・シニアのリテンション」「キャリア自律を促す風土醸成」「多様な価値観への対応」等といった課題が挙げられ、皆さんで活発な意見交換が行われました


セミナーの一覧に戻る